スマートエレクトロニクス研究室(黒川・松井・田中雅晴・梶原研究室)では,地球温暖化防止のためのCO2削減という観点から,そのためのキーとなる電力変換器やスイッチング電源の省エネルギーに努めています。本研究室では,この緊急の重要課題をディジタル制御技術,システム制御技術,AI技術などを駆使してシステム内に点在する電力変換器やスイッチング電源の運用動作を自在に操るアクティブエネルギーマネージメント,モデルベース設計,スマートグリッド,VPP(仮想電力発電所)の要素技術等の視点から解決することを目指しています。
スマートエレクトロニクス研究室の正式な所属は,長崎総合科学大学大学院新技術創成研究所で,ここには,黒川・松井・田中雅晴・梶原研究室の他に,学外からの客員教授・客員研究員も所属しています。
これらディジタル信号処理技術あるいはパワーエレクトロニクス技術やシステム制御技術の展開として
について,広い分野で研究を行っています。具体的な例では,
卒論だけで終わることなく,大学院修士課程(2年課程)および博士課程(3年課程)にも多くの学生が進学して研究を積極的にやれるように,研究環境,勉学環境,厚生環境を最新設備で整えています。
ブルーとホワイトを基調として,それに木肌のぬくもりを加えた,デザイン性に飛んだ環境で快適に過ごせる新しい研究室のマイ・スタイルを目指しています。
国際会議を含めた学会発表や論文発表を活発にしかも自発的に行えるような環境をハードとソフトの両面から整えています。
そのため,研究室が扱っている専門性からだけでなく,学生への信頼も高いことから多くの企業から積極的な勧誘があっています。
研究・開発した制御システムを実証できる環境としてスマートハウスや電源エミュレータおよび太陽光発電設備を整えています。また,実際の発電所や発電設備との連携によって,運転データの解析や様々なエネルギー問題の改善を行っています。
モンゴル国第3火力発電所
五島市浮体式洋上風車